大学時代から本格的に写真を撮ってきました。アーティストや街で見かける青春像を多く撮って来たように思っていましたが、ネガやデータを見渡すと随分と子供たちにもカメラを向けていました。そして新しい国や街に行くといつでも子供たちの姿や、子供たちと僕とのつながりに励まされていたことに気が付きました。
子供たちはいつも無邪気にカメラに反応してくれて、正直な好奇心を見せてくれました。それは利害関係の無い人間と人間の純粋な瞬間でした。
彼らはどんな状況でも遊びを見つけ、大人たちを笑顔にしてくれます。そして勿論未来を背負う人たちです。子供たちが立派な大人になるために、我々は重責を担っています。昨今こうした本来の子供たちと大人の本来あるべき関係が希薄になっていることはとても残念です。子供たちの純粋な瞳に宿るけがれなき光りを失わせてはいけません。ピカソの言葉でしたっけ、「子供はみんな天才だ。問題は大人になってからどうやって子供の心を保つかだ。」
まだ希望は捨てていません。子供たちの瞳の中にある光を、我々大人がきれいだなと感じられる限り。
期間
東京:2014年12月4日(木)~12月10日(水)
大阪:2015年1月30日(金)~2月12日(木)
時間
午前10:00~午後6:00(最終日 午後3:00まで) 入場無料
会場
オリンパスプラザ 東京 アクセス
オリンパスプラザ 大阪 アクセス
休館
日曜・祝日
出展作品数:バライタプリント 約40点